出版社内容情報
知的財産法のエッセンスを一冊に凝縮。メリハリのきいた叙述で重要事項を重点的かつ平易に説く。図表,資料も豊富に掲載。特許法,著作権法,商標法,不競法に加え,第2版では意匠法も一つの項目にまとめて解説。近年の法改正,重要判例を織り込んだ改訂版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
5
再読した。改めてしっかりと読んでみると、特許法、著作権法、商標法、不正競争防止法の重要な部分と、意匠法の基礎的な考え方が幅広く扱われており、結構わかりやすい。章立て自体もわかりやすいのであるが、最後の章での知的財産法毎の交錯領域に関する話も書かれているのが良かった。この本だけでは、もちろん、深い理解に到達するのは無理なのだろうけども、全体感を掴むという意味では良い本だと感じた。個々の法律の学習を進めていきたいと思う。2021/02/11
ちくわ
4
知的財産法の領域を幅広く取り扱う入門書。具体的には、特許法、著作権法、商標法、不正競争防止法、意匠法が扱われている。実際に実務の場面で知的財産法を取り扱うにあたっては、具体的なケースの勉強やより詳しい体系書等を紐解き、学ぶ必要があると思うけども、いきなりそのような書籍に行っても迷子になるのではないかと感じる。そのような視点から見た場合、本書のような知的財産法の全体の概略を説明する書籍は、これから勉強する上での見通しをつけるための「地図」になると感じた。読みやすいし、オススメ。2020/04/04
コンタミ
0
大学の授業の課題図書。著作権法に関わる事例は非常に身近であるため、おもしろかった。 著作権法や関連法律について、まとめて勉強できる良著。2021/07/31
茎沢
0
資格取得のために読んだ。なんとなく読んだだけでは、商標権と不正競争防止法のあたりがどうもややこしい。しっかり読まないと。2021/05/26