身分的周縁を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642065658
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C1321

内容説明

江戸時代を人びとはいかに生きたのか。多様な生業の人びとを、集団・関係・モノ・場などをキーワードに解明。深化を遂げてきた身分的周縁研究の成果を考え、第一線の研究者が全巻を見わたす熱い討論を繰り広げる。

目次

身分的周縁研究の方向―序にかえて
1 「身分的周縁と近世社会」を書評する(後藤雅知編『大地を拓く人びと』(第1巻)・斎藤善之編『海と川に生きる』(第2巻)
原直史編『商いがむすぶ人びと』(第3巻)・塚田孝編『都市の周縁に生きる』(第4巻)
横田冬彦編『知識と学問をになう人びと』(第5巻)・森下徹編『武士の周縁に生きる』(第7巻) ほか)
2 書評に応える(町田哲氏の書評『大地を拓く人びと』(第1巻)
町田哲氏の書評『海と川に生きる』(第2巻)
横山百合子氏の書評『商いがむすぶ人びと』(第3巻) ほか)
3 討論「身分的周縁を考える」(後藤報告をめぐって;町田書評をめぐって;横山書評をめぐって ほか)

著者等紹介

後藤雅知[ゴトウマサトシ]
1967年、東京都に生まれる。1990年、東京大学文学部国史学科卒業。1997年、同大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、千葉大学教育学部准教授

斎藤善之[サイトウヨシユキ]
1958年、栃木県に生まれる。1981年、宇都宮大学教育学部卒業。1987年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。現在、東北学院大学経済学部教授

高埜利彦[タカノトシヒコ]
1947年、東京都に生まれる。1972年、東京大学文学部国史学科卒業。1974年、同大学大学院中退。東京大学史料編纂所助手を経て、学習院大学文学部教授

塚田孝[ツカダタカシ]
1954年、福井県に生まれる。1978年、東京大学文学部国史学科卒業。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授

原直史[ハラナオフミ]
1962年、東京都に生まれる。1987年、東京大学文学部国史学科卒業。1994年、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、新潟大学人文社会・教育科学系(人文学部)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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