内容説明
アダム・スミス、マルクス、ケインズ、重商主義と重農主義、古典派経済学、新古典派経済学、経済成長理論、マネタリズム、数理経済学、ゲーム理論、MMT、ピケティなど、現代社会を動かす経済理論の主張と歴史をやさしく解説!
目次
はじめに 日本経済には雑草も育たず、花も咲かない?
インタビュー ノーベル賞経済学者ロバート・ソロー―経済学で景気を予測できるか?
第1部 3大経済学(アダム・スミスの経済学―「なすがままに任せよ」が経済の本質;マルクス経済学―資本主義は進化し、滅びる;ケインズ経済学―大不況は政府が制御せよ)
第2部 経済学の世界(経済学派)(重商主義と重農主義―富める国こそ強国/農業だけが富を生む;古典派経済学―労働者を搾取する時代の経済学;空想的社会主義―過酷な資本主義に苦しむ人々の味方? ほか)
経済界の最新トピック(MMTで日本経済は盤石?;ピケティの21世紀的マルクス主義?)
著者等紹介
矢沢潔[ヤザワキヨシ]
科学雑誌編集長などを経て1982年より科学情報グループ矢沢サイエンスオフィス((株)矢沢事務所)代表。内外の科学者、科学ジャーナリスト、編集者などをネットワーク化し30数年にわたり自然科学、エネルギー、科学哲学、経済学、医学(人間と動物)などに関する情報執筆活動を続ける。オクスフォード大学教授の理論物理学者ロジャー・ペンローズ、アポロ計画時のNASA長官トーマス・ペイン、宇宙大規模構造の発見者ハーバード大学のマーガレット・ゲラー、SF作家ロバート・フォワードなどを講演のため日本に招聘したり、火星の地球化を考察する「テラフォーミング研究会」を主宰し「テラフォーミングレポート」を発行したことも。編著書100冊あまり。これらのうち10数冊は中国、台湾、韓国で翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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