内容説明
先進国ならではの問題を抱えるドイツではどのような取り組みが行われているのか。東西再統一を乗り越え、EUを先導しながら新たな社会づくりをめざすドイツの最新事情を紹介する。
目次
1 少子高齢化
2 社会福祉のセーフティネットワーク
3 ここが違うドイツ人の暮らし
4 転機に立つ教育
5 進化する環境政策
6 外国人との共生
7 歴史認識と政治の特色
8 ドイツとEUの行方
9 トピックとしてのドイツと日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tuna
1
表紙から受ける印象とは裏腹に、結構お堅い本。私はドイツの文化だとか暮らしについて知りたかったのに、政治情勢だとかにページが多めに割かれているので読むのに少し疲れました。現代ドイツ~の方を先に読むべきだったのかも。2011/08/12
nuna
1
便覧的な軽い読み物かと思ったら中々読み応えがあった。政治・経済・教育・移民・環境・日独などいくつかのテーマ別に1記事数ページながら、現地の新聞TVでも見ないと分からない最新事情がふんだんに盛り込まれている。2009/09/20
ぱに
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移民と学力低下のネタが良かった。んだけど、ドイツ添乗中にその話題に触れられず残念です。2013/06/27
ろーじゃ
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少子高齢化や社会福祉、教育や移民など、現代のドイツが直面している問題に特化。どのトピックもドイツから見たら深刻なものなので読み応えあり。歴史や欧州統合問題に関しても、データやソースの裏付けが取れてるので、公平性も中々のもの。2012/07/24