授業づくりエンタテインメント!―メディアの手法を活かした15の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761920890
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

目次

第1章 若き教師の魂を解放する―明日が楽しみになる授業の極意(授業は「授業前」が勝負―期待を高める;発問も、問う前が勝負―タイミング、問いの前提、アンケート型発問;今日だけしかできない話を―MC力;目指せ!一授業一伏線―授業の構成;フリップは太く書くよね―話し合い指導)
第2章 一人ひとりの魅力をひきだす―差異を活かした学びのための授業の極意(努力は必ず報われる!?―ルールと利得構造;さあ、抽選です―授業の中のランダム性;マニュアルいらずのわかりやすい教材―アフォーダンス;授業にもカンペを―認知リソースを節約できる環境;まずは小さい成功を―フット・イン・ザ・ドア・テクニック;鏡がなければ動画を撮ろう―演技を身体)
ミニ対談 村山彩希(AKB48)×藤川大祐―人見知りアイドルの「学び」とは?
第3章 社会とつながる学校教育―応援される授業づくりのために(ゲストを招く授業―コーディネーターとしての教師へ;地域社会に貢献する授業をつくる―地域からの「正式な依頼」;他人任せにせずに問題を解決する―大人の力を借りて子どもが動く;ゲーミフィケーション―子どもたちが「自分たちで考え、行動する」しくみをつくる)
特別対談 宇野常寛×藤川大祐―若き教師たちの魂とエンタテインメント

著者等紹介

藤川大祐[フジカワダイスケ]
千葉大学教育学部教授(教育方法学、授業実践開発)。1965年東京生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(教育学修士)。ディベート、メディアリテラシー、キャリア教育、数学など、多様な教科・領域の授業づくりや、いじめ・学級経営を研究。千葉大学学長特別補佐(2010年度)、文部科学省「いじめ防止基本方針策定協議会」委員(2013年)等をつとめる。NPO法人企業教育研究会理事長、NPO法人全国教室ディベート連盟理事長、「明日の教室」東京分校運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anco

16
エンタテインメントを授業に活かすことで、子どもたちを没入させるしくみをつくる。ゲームは、ルールによって、ある状況でどうすることが有利なのかが決まる。望ましい努力が報われる、必ず認められることが必要。ランダムに指名することで、すべての子どもが授業に貢献でき、すべての種類の意見が発表されるようにすることが可能。子どもたちは失敗を恐れている。まずは小さい成功を経験させる。そして知らず知らずのうちに難しい課題に取り組むことができれば、自信をつけ、たとえ失敗したとしてもくじけにくくなる。2016/06/26

Kei

11
MC-1.楽しい雰囲気を作れる。2.観察力が旺盛で、多くの人が気づかないことに焦点を当てられる。3.歯に衣着せぬ発言が許されやすく、建前でなく本音で話せる。4.他の出演者に「つっこみ」を入れて、話を引き出せる。静かなる革命。フローレンス-病児保育専用、施設型ではなくスタッフを派遣する形のシステム。「働き方革命」。ゲーミフィケーション。西千葉子ども起業塾。2016/08/09

Takanobu Y

1
前々からメディアの手法は授業づくりに生かせると思っていたし、それなりに生かしてきたつもりだったが、まだまだいろいろあると気づかせられる。前半は特にすぐ使える手法が満載。AKBの対談は必要だったのだろうか・・・表紙で誤解されそうなので、電車内で読むときは注意を(笑) 2015/08/09

かおっくす

1
ためになった。大学生相手だが,試してみようと思う。授業に対する期待を高める。発問はタイミングが大切。考える時間を作る。「ホニャララ」やアンケート型の発問(Aかなり深い,Bあまり深くないなど)を使う。商店街をPRするビデオ作成での地域貢献,ゲーミフィケーションなどで子どもたちが成長する。学校文化に付き合わないという選択肢を読んでほっとした。先生方の好きな世界観に合わなくても良い。空気を読むコミュニケーションスキルではなく,学校に友達がいなくても,自分に合った所で生きていけるスキルを身につけることが必要。2015/05/17

epitaph3

1
まさかのAKB。まさかのエンタメ。全く関係ないと思っていた世界が、実は授業のヒントになるという衝撃体験。中身は軽くはありません。追究したらいくらでも出てくるようなテーマで15本、話題が書かれています。 2014/12/19

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