内容説明
どこからが病気なのか?依存と熱中はどこが違うのか!精神医学、社会学、脳科学、心理学、経済学のそれぞれの立場から依存症を考える。新しい「依存学」がここから始まる。
目次
第1章 ギャンブル地獄の実態と治療(病的ギャンブラーの臨床的実態;病的ギャンブリングの診断 ほか)
第2章 依存と集中力、そして楽しい人生―達人たちは皆、何かに「はまって」いた(物質依存とプロセス依存;普段おとなしい人が豹変する! ほか)
第3章 熱中と依存の境界線(病気は作られる?;ジョークとしてのインターネット依存 ほか)
第4章 薬物依存の神経科学(はじめに―薬物依存とは;依存性薬物の三大効果 ほか)
第5章 依存学への期待
著者等紹介
船橋新太郎[フナハシシンタロウ]
1950年滋賀県生まれ。1981年京都大学大学院理学研究科動物学専攻(霊長類分科)博士後期課程中退。現在、京都大学こころの未来研究センター教授
帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年福岡県生まれ。1978年九州大学医学部卒業。1988年九州大学医学博士。現在、通谷メンタルクリニック院長
谷岡一郎[タニオカイチロウ]
1956年大阪府生まれ。1989年南カリフォルニア大学社会学部大学院博士課程修了(社会学博士号取得)。現在、大阪商業大学教授
村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。1998年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院医学研究科教授
廣中直行[ヒロナカナオユキ]
1956年山口県生まれ。1984年東京大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程単位取得退学。現在、NTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト。科学技術振興機構CREST研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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