内容説明
アメリカの子供たちに何世紀もの間、愛され読み継がれてきた詩、２６０篇余りを収録。読本・日曜学校の教材・児童雑誌等に掲載された詩は、それが生まれた風土・文化・時代を反映して非常に興味深い。巻末に詳細な作品・詩人紹介を付す。
目次
ニューイングランド植民地詩篇
マイケル・ウィグルズワース（一六三一‐一七〇五）
ニューイングランド初歩読本
フィリップ・フレノー（一七五二‐一八三二）
クレメント・クラーク・ムーア（一七七九‐一八六三）
エライザ・リー・フォレン（一七八七‐一八六〇）
サラ・ジョジーファ・ヘール（一七八八‐一八七九）
ハンナ・Ｆ・グールド（一七八九‐一八六五）
リディア・ハントリー・シゴニー（一七九一‐一八六五）
ウィリアム・カレン・ブライアント（一七九四‐一八七八）〔ほか〕
著者等紹介
東雄一郎［アズマユウイチロウ］
１９５３年、千葉県に生まれる。明治学院大学大学院文学研究科修士課程修了。駒澤大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。駒澤大学文学部教授
西原克政［ニシハラカツマサ］
１９５４年、岡山県に生まれる。青山学院大学文学部英米文学科卒。明治学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。関東学院大学文学部教授
松本一裕［マツモトカズヒト］
１９５２年、富山県に生まれる。インディアナ大学大学院修士課程修了。明治学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。明治学院大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みそ
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まえがきが興味深かった。かつて、女性は「感情的」なので子ども向けの文学を書くのがふさわしいとされていたこと、それに対して「知性的」な男性が児童文学にふれるのは抵抗があったり、子ども向けとして扱われたために激怒した作家もいたとか。この本は古い子供詩集から集めたものなので、女性の作者の手によるものも多いです。2022/06/13
