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14歳からのパレスチナ問題―これだけは知っておきたいパレスチナ・イスラエルの120年

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772612739
  • NDC分類 228.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

パレスチナ問題のはじまりから今までの歴史をわかりたいとき、
まずこの本を読んでください3つの宗教の聖地、パレスチナは何度も激しい争いの舞台となった。ユダヤ人とアラブ人の平和的共存のくる日は? パレスチナ人とはどんな人たちで、ユダヤ人とはどのような人びとか。中東の日常化した紛争を平和的に解決する道はどこにある
のだろうか? 
この本は、パレスチナ100年の歴史をたどりながら、ユダヤ人とアラブ人の平和的共存の姿を考えるヒントになる、14歳から読める、パレスチナ現代史・入門書の決定版です。

奈良本英佑[ナラモトエイスケ]
1941年生まれ。法政大学名誉教授。京都大学文学部卒業。1965年から80年まで毎日新聞記者。1984年プリンストン大学(中東史専攻)修士課程修了。独協大学非常勤講師などを経て、法政大学経済学部助教授、同大学同学部教授。2011年同大学退官。著書に『君はパレスチナを知っているか』(ほるぷ出版)、『パレスチナの歴史』(明石書店)などがある。

内容説明

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の三大宗教の聖地パレスチナ。紛争を平和的に解決する道はどこにあるのか?14歳から読めるパレスチナ現代史の決定版!

目次

イスラム帝国とパレスチナ―オスマン帝国の征服
シオニズムと近代反ユダヤ主義―バーゼル会議
大国のエゴイズム―バルフォア宣言発表
失敗したイギリスのパレスチナ支配―「ピール委員会」報告書発表
冷戦のなかで生まれたイスラエル―国際連合のパレスチナ分割決議
「難民」から「パレスチナ人」へ―第三次中東戦争の意味
タカとハトとラビ―イスラエルにタカ派リクード政権成立
「石の革命」からオスロ合意へ―第一次インティファーダ始まる
裏切られたオスロ合意―希望から幻滅へ
平和への遠い道―オスロ合意体制の終わり
パレスチナのこれから―出口の見えない第三次インティファーダ

著者等紹介

奈良本英佑[ナラモトエイスケ]
1941年生まれ。法政大学名誉教授。京都大学文学部史学科卒業。1965年から80年まで毎日新聞記者。退職後、プリンストン大学院で中東史専攻、1984年修士課程修了。非常勤講師などを経て、1991年から2012年まで法政大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

46
パレスチナでの、イスラエルとアラブ人との対立は歴史的にみて、大変複雑に問題が積み重なっている。これまでも、PLО、ファタハ、ハマス、インティファーダ、リクード、シオニズム(シオニスト)等の言葉は聞いたことがあったが、それがどのように絡み合って現状を生み出しているのかは知らない。この本は、「14歳からの~」と題名にあるが、むしろパレスチナ問題に対してほとんど知識0の状態で読んでも、現在問題化していることの根を知ることができる。大人にとっても十分に入門書たりうるし、現状を理解するために大変役立つ本だと思う。2023/11/30

かじやん0514

6
トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことの犯罪性を恨みながら読んだ。2017/12/24

まゆ

3
パレスチナ問題への理解を深めるために読んだ。『14歳からの〜』とあるので子供向けなのだろうが、大人の入門書としても十分な内容だった。国連での数々のイスラエル政府への非難決議を一国だけ、ことごとく否決してきたアメリカの罪は重い。しかし、この問題を解決へ導けるのもアメリカであると思う。真に平和を願う大統領の誕生を願う。日本人としては何ができるのだろうか...考えるためにも、もっと多面的に理解を深めたい。2020/04/05

天茶

2
読みかけ74p

2
難しかった。要再読2020/07/24

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