生物ミステリー<br> 怪異古生物考

個数:
  • ポイントキャンペーン

生物ミステリー
怪異古生物考

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月03日 19時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774198064
  • NDC分類 388
  • Cコード C3045

出版社内容情報

世界各地に残る、さまざまな伝承や伝説、物語。そうした伝承・伝説・物語には、「怪異」がよく登場します。
西洋世界だとユニコーンやグリフォン、アラブ世界だとルフ、東洋の龍、日本のぬえ、天狗などが有名どころです。

こうした怪異、単なる“架空の産物”と思っていませんか?

実は、怪異は、何でもかんでも架空というわけではありません。
モデルとなった「何か」が存在することがけっこうあります。

遠い遠い昔、人々が出会った「何か」が、長い年月をかけて「怪異」に変化して伝説や物語に残っているのです。

本書は、古今東西の有名怪異9体に着目。
プロの学者が繰り広げる科学的考察をもとに、その「正体」に迫ります。
昔の人は、一体何に出会って、その怪異を生み出したのでしょうか?

内容説明

「怪異」って、想像の産物じゃない?怪異は、何でもかんでも“架空”というわけではない。モデルとなった「何か」が存在し、その記憶が「怪異」として残っている。科学的考察のもと、「怪異」と「正体」が結びついていく。あの「怪異」の正体って、コレだったの!?

目次

1章 ユニコーン
2章 グリフォン
3章 ルフ
4章 キュクロプス
5章 龍
6章 ぬえ
7章 天狗
8章 八岐大蛇
9章 鬼―終章のかわりに

著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。地質学、古生物学をテーマとした雑誌等への寄稿、著作多数

荻野慎諧[オギノシンカイ]
理学博士(鹿児島大学)。山梨県出身。哺乳類化石が専門の古生物学者

久正人[ヒサマサト]
漫画家。横浜市出身。清朝末期を舞台にしたキョンシー漫画『グレイトフルデッド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

82
一見、怪しげな題名ですが、伝説上の生き物達のイメージの元になったのは何かを古生物学の視点で考察した、真面目な本です。とは言え、現存している生物や見つかっている生物の化石や骨から類推しているのでちょっと、ピンとこない所もありました。生物学上の骨構造に詳しい人は分かるかもしれません。真逆、この本でレッサーパンダが出てくるとは思わなんだ。イラスト、狙いすぎやろ!また、「画像検索すると最近は・・・」でじわじわ、来ていたら、とうとう、「すごいな、F○te」と言っていて遂に噴出してしましました。本当にね~(笑)2018/08/02

トムトム

32
象やクジラ、イルカの骨から現存の奴らを想像出来ますか!?骨、検索してみてください。メロン体なんて、想像するの無理です。古生物学は想像力です。2022/09/30

chatnoir

22
今はすっかりファンタジーの住人として市民権を得た生物を、もしかして、この化石から想像したのでは?この動物がまだ生息していたのでは?とマニアが好みそうな一冊。象の牙が取れた状態の骨から一つ目巨人、象の牙が少し残った骨をひっくり返してドラゴンの頭とか、イルカの骨で天狗とかサメ類の歯が天狗の爪、ぬえは風太くん...って言う説は面白かった。全部古代生物の骨から攻めるのかと思ったら、八岐大蛇は火山の噴火の溶岩流に落ち着いた。そんな気もする。ふざけた本のようでいて、意外と幅広い知識が必要な本だと思う。2018/10/29

サアベドラ

22
キュクロプスや鵺(ぬえ)など、近代以前の神話伝承に登場する様々な異生物の正体を古生物学の見地から解き明かす。著者は科学ライターで、妖怪好きの古生物学者が監修に付く。2018年刊。絶滅した大型哺乳類や恐竜などを怪異と結びつけるという発想はおもしろく、いくつかの例ではたしかに妥当性がありそう。ただやはりそれだけで押し通すのは無理があり、こじつけっぽくなっていたり話をそらしてお茶を濁したりしている記述も目立つ。本気で解明するには生物学だけでは当然ダメで、文系理系の学問を総動員して考える必要があると感じた。2018/08/27

流言

21
昔、ユニコーンってサイじゃない? とか八岐大蛇は水害のメタファー、みたいな意見は目にしたけれど、あらためてまとまった形で読み解くことができて面白かった。特に中華の竜とヨーロッパのドラゴンは今でこそ習合されているけれど原典は全く異なる、という話は言われてみればなるほど。中華では吉兆だけど、ヨーロッパでは悪魔だしね。グリフォンがプロトケラトプスモチーフというのは考えても見なかったけど言われてみれば四つ足で嘴がある獣ってこれしかないよな、とか鵺レッサーパンダ説は新鮮な驚きがあった。2019/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12828907
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。