内容説明
理論モデルに回収できない生の息吹をどう捉えるか。現場を生きる人々の「らしさ」・心的風景を描く。
目次
序章 質的心理学においてどんな問題が生じてきたか
第1章 言語をどのようなものとして捉えるべきか
第2章 新たな言語観に基づく質的研究のあり方とは
第3章 体験に寄り添う「知」を求める論理とはどんなものか
第4章 「一般性がない」という批判にどのように答えるか
第5章 エピソード記述法を用いた青年期研究の一例
第6章 他の質的手法はどのような戦略で、どのような質を目指しているのか
第7章 逐語録分析はどんな「意味」を明らかにし得るのか
最終章 語り合い法の具体的方法