国際緊急人道支援

国際緊急人道支援

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  • サイズ A5判/ページ数 347p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779502477
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C3036

内容説明

海を越えて救いたい命と未来、日本の支援は役立っているのか。国際機関 政府機関 NGO…日本の支援活動の全貌。災害・戦争直後の一刻を争う救援活動から長期的な復興へとつなげていくまで、組織・分野・地域にまたがる様々な活動の現状と課題をくわしく解説する。

目次

第1部 国際緊急人道支援とは何か(被災地を歩きながら考えたこと;人道危機への国際的取組みと人道支援)
第2部 国際緊急人道支援の組織と活動(国連人道問題調整室(OCHA)
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
国連児童基金(ユニセフ)
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
国際緊急援助隊(JDR))
第3部 国際緊急人道支援の活動領域(食糧支援;保健医療;地雷対策;教育;心理社会的ケア)
第4部 国際緊急人道支援の現場(アフガニスタン;南部スーダン;東ティモール;ソマリア)

著者等紹介

内海成治[ウツミセイジ]
1946年東京都生まれ。京都大学農学部および教育学部卒業、国際協力機構(JICA)等を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授。博士(人間科学)。2002年11月から2003年11月までアフガニスタン教育省教育協力アドバイザー

中村安秀[ナカムラヤスヒデ]
1952年和歌山県生まれ。東京大学医学部卒業。インドネシアでJICA専門家として母子保健に携わり、パキスタンでUNHCR保健医療担当官として難民医療に従事。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。特定非営利活動法人HANDS代表理事、ジャパン・プラットフォーム副代表理事などNGO活動にも参画している

勝間靖[カツマヤスシ]
1963年東京都生まれ。ホンジュラスでのボランティア活動とカリフォルニア大学サンディエゴ校留学を経て、国際基督教大学教養学部卒業、大阪大学大学院法学研究科修士課程修了。ウィスコンシン大学マディソン校でPh.D.。タリバン支配下のアフガニスタンでユニセフ職員として人道支援に携わった。現在、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

14
国際緊急人道支援について。その対象が小さかろうが大きかろうが、誰かを&何かを救うために必要なのは金と人脈。それをしっかり適切に流すための能力。つまるところ力なんだというあたりまえのことを理解していないと「平和が大切。平和を守ろう」と口先だけで語って終わってしまい、現実世界では何の役にも立たない。支援の形とやり方。それを受けた人々のきもち。そうしたことは一般化できないし、ケース毎にそこに至る事情や社会を考慮してオーダーメイドで組み立てるしかないんだろうな。2021/05/03

島崎与之助

0
◎◎○

メルセ・ひすい

0
 16人による世界の状況報告 ソマリア・東ティモール・南部スーダン・アフガン・・・ 災害直後の1秒を争う救援活動から、長期的な復興へとつなげていくまで、組織・分野・地域にまたがる様々な活動の現状と課題をくわしく解説する。災害・紛争後の支援活動の決定版解説書。2008/11/19

poppen

0
国際緊急人道支援を様々な切り口から俯瞰していた興味深かった。援助といえども、大事なのは人と金と政治力2008/11/25

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