内容説明
愛玩動物から野生動物、動物園動物、実験動物、畜産動物まで、日本の動物政策、動物行政の現状をトータルに解説する決定版。
目次
第1章 愛玩動物―感情と理性に橋を架ける(動物愛護管理政策の構造;自治体における動物愛護管理行政;動物愛護管理行政に関する自治体調査の結果報告;行政と民間の協働を目指して―神戸市とCCクロ)
第2章 野生動物―専門知と地域社会の連携を模索する(野生動物保護管理に関わる法制度;野生動物保護管理に関わる専門知;専門知と地域社会;絶滅危惧種としてのツシマヤマネコ保全;軽井沢町における合意形成・協働活動)
第3章 動物園動物―生息地と身近な地域をつなぐ(動物園に関わる法制度;動物園の努力と議論の深化;小諸市動物園の取り組み;動物園改革に向けて(社会科学的見地から))
第4章 実験動物―科学と倫理のせめぎ合いに向き合う(動物実験に関わる構造;動物実験に関する議論・評価;現在の制度をめぐる解釈と課題)
第5章 畜産動物―生産から消費までのプロセスを理解する(動物の生産・飼育に関わる論点;衛生管理・食肉検査に関わる論点;産業(経営・貿易・流通・消費)に関わる論点)
著者等紹介
打越綾子[ウチコシアヤコ]
1971年東京都生まれ。1994年東京大学法学部卒業。2002年東京大学大学院法学政治学研究科博士(法学)学位取得。成城大学法学部専任講師等を経て、成城大学法学部教授(行政学・地方自治論担当)。軽井沢野生動物問題研究会クロス理事長、環境省中央環境審議会動物愛護部会臨時委員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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