内容説明
「学力」と「学校」にかかわる当事者の声と実践の試みから出発し、それを理論的に検討したうえで、学校現場を規定している教育課程を再考。
目次
第1章 さまざまな現場から(学びの人―障害とともに生きる子どもたちといっしょに;学校に行きたくても行けないわが子に寄り添う―さまざまな子どもにひらかれた学びの場を ほか)
第2章 学習指導と教育課程編成の試み(みんなをつなぐ学力―学力を支える仲間の力;学校の協働を紡ぐ教育課程―現場の気づきや問いを教育課程に ほか)
第3章 学力・教育課程・学校を問い直す(「求められる学力」とその陥穽―教育実践を足場に動態的「学力」把握へ;「働くこと」で育まれる「学ぶ力」―地域にとって大切な人を育てる ほか)
第4章 現行学習指導要領の問題(「学力向上」路線の延長線上に位置する現行指導要領;国語―今、求められる「言語活動」とは何か ほか)