シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> 極彩色壁画の発見 高松塚古墳・キトラ古墳

個数:
  • ポイントキャンペーン

シリーズ「遺跡を学ぶ」
極彩色壁画の発見 高松塚古墳・キトラ古墳

  • 廣瀬 覚/建石 徹【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新泉社(2022/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月05日 12時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787721358
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C1021

出版社内容情報

現在、国内でたった二例の極彩色壁画をもつ高松塚古墳とキトラ古墳。両古墳は、いつどのようにして築かれたのか。なぜ壁画を描いたのか。
最新の研究成果を盛り込み、考古学をはじめ文化財化学、美術史学、天文学など諸分野から壁画古墳築造の意義にせまる。

内容説明

現在、国内でたった二例の極彩色壁画をもつ高松塚古墳とキトラ古墳。両古墳は、いつどのようにして築かれたのか。なぜ壁画を描いたのか。最新の研究成果を盛り込み、考古学をはじめ文化財科学、美術史学、天文学など諸分野から壁画古墳築造の意義にせまる。

目次

第1章 極彩色古墳壁画の発見(高松塚古墳壁画の発見;キトラ古墳壁画の発見 ほか)
第2章 壁画発見の余波(高松塚古墳・キトラ古墳の特徴;考古学以外の学問分野への影響 ほか)
第3章 壁画の保存をめぐって(高松塚古墳壁画のとり出しに至る経緯;キトラ古墳壁画のとり外しに至る経緯)
第4章 近年の調査成果が語る新事実(古墳の構築過程;石室の構築技術 ほか)
第5章 未来に伝える(高松塚古墳・キトラ古墳の歴史的意義;未来に伝えるために)

著者等紹介

廣瀬覚[ヒロセサトル]
1975年、島根県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了、博士(文学)。独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所都城発掘調査部飛鳥藤原地区考古第一研究室長

建石徹[タテイシトオル]
1969年、東京都生まれ。東京学芸大学大学院理科教育専攻(文化財科学コース)修了、博士(学術)。独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所保存科学研究センター長、同機構文化財防災センター副センター長を併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

29
高松塚とキトラの壁画発見、劣化、取り出し、保存のプロセスを概観しています。わかりやすく平易に解説されています。佐渡の金山の次に世界遺産に登録されることが決まっていますが、埋蔵文化財であるがゆえ(地面から掘り出さないと見えないため)世界遺産登録の道は難航を極めた様です。地中に眠る文化財の保護について考えさせられました。2023/01/22

月をみるもの

14
国宝に指定しておきながら、まともな保存体制をとれなかったという事実に対して当事者意識がまったくない著者たちに驚く。明らかに大陸のコピーである高松塚のほうが、純国産の九州や常陸の装飾古墳より格上扱いなのに対して、文化庁を批判する「愛国者」がいないのはなぜなのだろうか。2023/03/22

もだんたいむす

5
薄い本ですがよくまとまっていて良かった。キトラ古墳の壁画も剥がしていたとは知らなかった。2023/06/15

坂津

2
日本でたった2例、古墳時代終末期の極彩色壁画を持つ高松塚古墳とキトラ古墳。壁画発見の経緯から、壁画の保存、墳丘の構築方法まで、考古学・文化財科学・美術史学・天文学など諸分野の知見を結集して解説したリブレット。新型コロナウイルスが流行し始める少し前に、キトラ古墳壁画体験館で「玄武」を鑑賞した体験を思い出しながら読み進めた。キトラ古墳では、壁画の十二支像の一つ・午が石槨内に流入した泥に転写されていたり、朱雀(高松塚古墳では盗掘時の破壊により消失)が残存していたりと、偶然が重なり今日まで伝来してきたと分かる。2022/10/16

うしうし

2
高松塚古墳の石室構造・墳丘構築の手順がよくわかる。特に、版築工法の際に用いられたムシロのような編物の痕跡や発掘調査で新たに検出された水準杭の痕跡が興味深かった。(p61~63)ただ、現在の技術では、壁画のある石室石材を現地の墳丘に戻すことは極めて困難であるという現実も突きつけられたような形になったように思う。2022/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19511208
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。