内容説明
中東へ自ら赴き、現地の指導者たちと議論を交わしてきた、元アメリカ大統領からの提言。イスラエルの政策の是非について沈黙が支配するアメリカにあって、元アメリカ大統領がイスラエルの占領政策を正面から批判したということで物議を醸し、全米でたちまちベストセラーとなったPalestine peace not apartheidの邦訳版である。
目次
和平への展望
イスラエル初訪問―一九七三年
わたしの大統領時代―一九七七‐八一年
キー・プレイヤーズ
近隣諸国
レーガンの時代―一九八一‐八九年
パレスチナ人を訪ねて
ジョージ・H.W.ブッシュの時代
オスロ合意
パレスチナの選挙―一九九六年
ビル・クリントンの和平努力
ジョージ・W・ブッシュの時代
ジュネーヴ提案
パレスチナの選挙―二〇〇五年
パレスチナとイスラエルの選挙―二〇〇六年
牢獄さながらの「壁」
まとめ
著者等紹介
カーター,ジミー[カーター,ジミー][Carter,Jimmy]
1924年、ジョージア州生まれ。第39代アメリカ合衆国大統領。「人権外交」をモットーとし、大統領職を退いた後も国際紛争の平和的解決に努め、その手腕を評価される。2002年にノーベル平和賞を受賞
北丸雄二[キタマルユウジ]
北海道生まれ。ジャーナリスト。毎日新聞記者、中日新聞ニューヨーク支局長を経て独立。現在はニューヨークで国際政治分析、社会時評、翻訳など著述活動を続ける
中野真紀子[ナカノマキコ]
翻訳家。ニューヨーク発の独立放送番組「デモクラシー・ナウ!」を日本語で紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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