内容説明
“鉄人28号”“銭ゲバ”“ハレンチ学園”“ホモホモ7”…懐かしくもあたらしい、あの頃のグッとくる漫画たち。昭和文化のコンシェルジュ・泉麻人が珠玉の26作品をポップに読み解く!
目次
ピロンの秘密(手塚治虫)
ふしぎな少年(手塚治虫)
まぼろし探偵(桑田次郎)
伊賀の影丸(横山光輝)
鉄人28号(横山光輝)
ブラック団(つのだじろう)
ミラクルA(貝塚ひろし)
黒い秘密兵器(原作=福本和也、漫画=一峰大二)
紫電改のタカ(ちばてつや)
ストップ!にいちゃん(関谷ひさし)〔ほか〕
著者等紹介
泉麻人[イズミアサト]
1956年東京生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、編集者を経てコラムニストに。東京に関する著作を多く著す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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4
万年少年の著者に憧れている。興味のあることだけに熱中して人生を謳歌しているその生き方に。幸せな昔の想い出を絡めながら昭和の漫画についてとりとめもなく書き綴り、その幸せ感がよく伝わってくる。でも読まされている方は次第にウザったさを感じて来るのだ。知らない漫画だともういいよと言いたくなる。でも泉少年の話には全部付き合ってあげた。2015/01/14
ざび
3
泉麻人氏は私よりも少し年上。従って微妙にライブ感がずれている。決定的なのは、テレビ経験。コマーシャルや放送時間など田舎では大分違っている。著作権の関係なのか、肝心の絵が小さくしか載っていないのが残念でした。2015/02/02
そうたそ
2
★★☆☆☆ 図書館の新刊コーナーにあったものを、何となくパラパラとめくり、大した考えもなくそのまま借りた本。泉麻人さんは勿論存じているが、昭和のマンガ、特にこの本で取り上げられているような少し古めのものについては全く知識がない。名も知らぬマンガたちを(知っているもの、名の知れたものもいくつかあるが)それとなく知れて、尚且つそれに絡めた著者の思い出話でも楽しめればいいかと思っていたのだが、どことなく当時のそのマンガを知らぬものを無意識のうちに遠ざけているような内容で、置いてけぼりのまま読み終えてしまった。2015/09/29