内容説明
身体が空間に感応する時、世界が現われる。舞踊・演劇・宗教儀礼・茶道・絵画・彫刻…眼に見えるものを介して見えない美を観取する。
目次
空間に感応する身体―チャンス・オペレーションの実践
第1部 交感する身体(舞踊における身体とその表現性について;即興する身体 ほか)
第2部 美の顕現する空間(美の起源;異次元世界の交差と合一―西洋中世のヴィジョンを中心に ほか)
第3部 感応する身体(身体・空間、その発達的起源―放射運動知覚を例に;情念と身体―中世後期から近世にかけての情念論の展開 ほか)