ドゥルーズ+ガタリ“アンチ・オイディプス”入門講義

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ドゥルーズ+ガタリ“アンチ・オイディプス”入門講義

  • 仲正 昌樹【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 作品社(2018/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861827037
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ポストモダンの原基を攻略する

68年、著者二人の出会いが、革命の書を生んだ。この複雑な網の目のような“危険な思考”は、しかし、あまりにも、わかりにくい。
「欲望機械」、「分裂分析」、「器官なき身体」など、正体不明な用語を丁寧に説明。きわめて創造的な思想とそのカオスな文脈をきっちり解きほぐす。知に衝撃を与えた、“わけのわからない”テクストを、現代思想の第一人者が、わかりやすく完全読解。

「この講義では、フランスの現代思想・文学事情に通じていない読者には、……かなりの辛抱強さを必要とする、読みの実践を試みた。最後までついてきてもらっても、「分かったぞ!」 という爽快感は得られないかもしれないが、現代思想の複雑な思考の網目を辿っていく糸口を得て頂ければ、幸いである。」 本書[はじめに]より

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
著・文・その他

内容説明

ポストモダンの原基を攻略する。68年、著者二人の出会いが、革命の書を生んだ。この複雑な網の目のような“危険な思考”は、しかし、あまりにも、わかりにくい。「欲望機械」、「分裂分析」、「器官なき身体」など、正体不明な用語を丁寧に説明。きわめて創造的な思想とそのカオスな文脈をきっちり解きほぐす。知に衝撃を与えた、“わけのわからない”テクストを、現代思想の第一人者が、わかりやすく完全読解。

目次

講義 第1回 新たなる哲学のマニフェスト―第一章
講義 第2回 精神分析批判と家族―第二章第一節~第六節
講義 第3回 エディプス・コンプレックスの起源―第二章第七節~第三章第三節
講義 第4回 資本主義機械―第三章第三節後半~第一〇節
講義 第5回 「分裂分析」と「新たな大地」への序章―第三章第一一節~第四章第三節
講義 第6回 分裂しつつ自己再生産し続ける、その果て―第四章第四節~五節

著者等紹介

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある。また、近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演出)でドラマトゥルクを担当するなど、現代思想の芸術への応用の試みにも関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

44
定義による明確化を拒んでいるので、アカデミズムと在野で理解というかコンテクストが共有されていない代表的な本なのではないか。それをかなり詳しく逐次的に解説、というか著者の見解を述べていく講義録の文字起こしだ。6回分の講義の各回後に聴講者との質疑応答があり、挑発的な質問も含めて最も読み応えがある。アカデミズムと在野の差がここで表されており、実際に読んでいて途中で見失ってもここから読み直すことが出来る。粗探しをする輩の可能性を考えると、万難を排して単著で出版してくれることは有難いし、著者の芯の強さを感じる。2023/10/02

またの名

19
「ひょっとすると、著者達が単なる権威付けのために精神医学用語を使ってると思って怒っておられるのですか」「だってそうじゃないですか」と質疑応答がゆるふわ優しい世界ではない緊迫感。尻という機械、尻を叩く機械、それを見て興奮する機械や精神分析で解釈するフロイトという機械、精神病機械や国家機械や資本主義機械が全て絡む世界観を提示した哲学の超詳細な解説。膨大な元ネタ説明だけで大半が埋まり、スッと解るより眩暈に襲われる感が強い。けど難しい学問を教えることでは右にでる者がいないとまで宣伝する解説を味わう価値は十分アリ。2019/09/27

koke

14
あの文章をここまで読めるものなのかと驚く。ここまで読まないと読んだことにならないのかと思うと少しブルー。2023/07/07

ゆとにー

12
長い時間かけてようやく読み終わった。アンチ・オイディプスを読むにあたって参考にと思ったが、これだけでも十分に労力を要した。背景知識を補い、大まかな読みを得る上で非常に参考になった。細部に関してはそうではないだろうと門外漢ながら思うこともあったが、むしろ枝葉末節は切りつつ門外漢なりに読んでよいのだという安心にもつながった。2018/12/29

mstr_kk

12
何度も挑戦し、何度も途方にくれた『アンチ・オイディプス 』。それを解説してくれる本で、たいへんありがたい一冊です。ドゥルーズ&ガタリの錯綜した文章を丁寧にときほぐしてくれており、『アンチ・オイディプス 』のだいたいの論旨と射程がわかります。しかし、この本を読むこと自体、非常に骨が折れるのもたしかです。というのも、『アンチ・オイディプス 』に出てくる概念や参照事項が多すぎ、その系列や対立軸があまりにも多岐にわたっているから。何百人もの人物が次々に登場する群像劇のようなもので、すべてを把握するのはまだ無理!2018/09/14

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