• ポイントキャンペーン

拝啓、アスペルガー先生―私の支援記録より

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864103411
  • NDC分類 378
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「子育てブラック・ジャック」の異名をとる心理臨床家のありえへんカウンセリングの記録

内容説明

不登校や保健室登校、親や友達への暴力、読みが苦手…医者にも学校にも見放された子たちが劇的に変わった!笑って泣ける、“ありえへん”カウンセリング。「本当に、奇跡のようです」著者にカウンセリングを受けた子の親たちがそう語るほどの、ドラマよりドラマチックな実話です。

目次

学校へ行こう―チトくんの話
暴力少年から正義の学級委員長へ―レンくんの話
修学旅行大作戦!―メイちゃんの話
読字困難は笑って克服―ユマくんの話
自己主張を練習する―ナナくんの話
「脱・保健室」!教室をオアシスにしよう―マシモくんの話
ベッドウェッティング卒業―レイアくんの話
「最悪」を練習する!?―アリちゃんの話
食いしん坊から調理師への道―ノアくんの話
感動&爆笑の口上手!―トイくんの話
お友達を叩くなら、むしろ外へ連れ出して!―サトちゃんの話
早起きはサーモンの得?―テラくんの話
「合言葉」の活用で生活向上―タスキくんとアカネちゃんの話
「特派員」になってフラッシュバックを克服―ダイアくんの話
十津川警部のお力をお借りする―アーサくんの話
ナイトメアをぶっこわせ―マイコちゃんの話

著者等紹介

奥田健次[オクダケンジ]
常識にとらわれない独自の指導プログラムにより、さまざまな子どもの問題行動を改善させる臨床心理士、行動分析学者。その手腕から「子育てブラックジャック」と呼ばれ、日本各地のみならず世界各国から子どもの指導依頼を受ける国際的セラピストでもある。桜花学園大学大学院客員教授など研究者としてのキャリアを経て、2012年に長野県西軽井沢に「行動コーチングアカデミー」を設立。代表を務め、発達障害、自閉症、不登校などの問題解決を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さおり

64
問題児が魔法かけたみたいにあっつー間にいい子になったっていう事例がたくさん書いてある本。これだけ読むと眉唾ものなんだけど、本当は魔法なんかじゃなく、タネも仕掛けも根拠もしっかりあるのですよ。本を読んだ人が上っ面だけ真似した結果、どこかでこどもが辛い目にあうことがないよう(たぶん)、詳しい方法が全然書かれてませんけども。同じような仕事をしている、底辺の人間の立場から言うと、対象の子の特性をどこまでも理解していること、親御さんから全面的に信頼されていること、必ず成功する自信があることが、奥田さんのすごいとこ。2014/10/09

s-kozy

59
行動分析学をきちんと学ぶこと。方法論ありきではなく、対象者主体の支援を実践すること。個々にあったスモールステップをきちんと踏んでいくこと。難易度は高いが、これができたら落ち着いて過ごせるようになる人は増えるよなぁ。臨床心理士・奥田健次さんの20年間の実践の中から特に思い出深かったエピソードが16件紹介されている。いわゆるハウツー本ではないけど、ここから何を受け取るかは受け手次第なんじゃないかな。非常に興味深いエピソードの数々だった。2018/02/14

さなごん

32
スタンスがいいなと思った。スモールステップとか基本の考え方をきちんと押さえてる。子どものことを一番に考えてる。2015/11/15

べるめーる

32
仕事本。臨床心理士による発達障害を抱える子への支援の事例が紹介されている。奥田先生の支援はユーモアだけでなく愛情があるなぁ。こんな支援が受けられた子どもは幸運だ。かんしゃくや、つい子どものペースにはまってしまう事態への対応は、自分の子育て面でも参考になった。学校側の対応のひどさに憤る事例もあり、考えさせられる。専門的な知識があって、個に合わせて作戦を立てて実践しているからこそ効果があがる、奥田先生ならではの支援。心理の専門家でない自分が安易に模倣はできないが、弟子入りしたい思いだ。2015/03/12

ごへいもち

26
ハウツー本ではないと書かれているように一般的な対処方法がわかりやすく示されているわけではないがケーススタディを読んでいるうちに何かが見えてくるような。以下その例:出かける時に忘れ物をしやすい場合は持ち物を合言葉化する。嫌いなことは好きなことに変える(「速報」嫌いな場合は速報が出たらPCで調べてプリントしてごほうびを貰うことにすると速報を待ち望むようになる)。口にしてはいけない言葉を合言葉化して言いそうになったら合言葉を言う。…2015/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8194955
  • ご注意事項