内容説明
1分でつかみ、5分で説得する、ラジオパーソナリティによる筑波大学の人気講義。自分も他人も「その気にさせる話し方」を完全解説、人前でしゃべることに自信がもてる。
目次
1章 『TED』を使った映像解析―よい見本と悪い見本
2章 ドラマで学ぶアクターズレッスンの基礎―ブルータスvs.アントニーのプレゼンバトル
3章 聴衆を引きつける―『ハムレット』に学ぶ問いかけ・対話のコツ
4章 壇上での効果的な発声、目線、身振りと失敗をリカバーするルール
5章 自分に“なりきる”ための自己分析―「らしさ」の演出方法
6章 5分で伝わる最高の構成力―時間を味方につける
7章 プレゼン実況中継―こんなに上達した!
8章 質疑応答に強くなる―臨機応変に受け答えする話術
著者等紹介
小峯隆生[コミネタカオ]
1959年兵庫県生まれ。編集者、作家。筑波大学非常勤講師、同大学デジタル・コミュニティ・研究グループ所属。日本映画監督協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Artemis
10
ハムレットなどの劇を例に挙げて、いかにドラマティックに物事を伝えることで人の心に訴えかけることができるかという切り口で書かれた本。 人に伝えるためには、本当に自分が伝えたいことは信念を持って伝えようとする姿勢が大事。誰かから質疑応答があって、揺さぶられるような信念ではなくて、自分の中で確固たるものを持った姿勢は、聞く相手にも説得力を与える。 そのための下準備として、日頃からよく考えること、様々な角度から検討すること、そして人に伝えるための練習をすること!2019/05/30
Humbaba
2
プレゼンの最後には質疑応答がある。しかし、その場において答えられないような質問が来てしまうこともある。その場合にも相手に合わせてどう回答すれば被害を最小限に抑えられるかをシミュレートしておくことが大切である。それをしっかりと行っておけば周囲の人間に与える印象はそこまで悪いものにはならない。2017/05/21
葛
1
2017年1月27日第1刷発行 著者:小峯隆生 発行者:土井尚道 発行所:株式会社飛鳥新社 装幀:Balloon Design 印刷・製本:中央精版印刷株式会社 編集担当:工藤博海 協力:さいたまネクスト・シアター、スタジオ・ハードデラックス、CAT11、合同会社タックエンターテイメント プレゼンチャンネルコミネ 定価:本体1574円+税2023/05/30