内容説明
隠された沖縄戦後史に切り込む。暗黒の監置小屋が映し出す精神障害者が自宅監禁された歴史の今につながる孤独と絶望の傷痕を伝えるルポルタージュ!
目次
藤さん―八重山・離島
仁吉さんと達雄さん兄弟―宮古島
時夫さん―沖縄島北部
秀和さん―石垣島
賢雄さん―沖縄県中部
ジュンさん―竹富島
善市さん―竹富島
金太郎さん―宮古群島
峯栄さん―名護
哲雄さん―宮古島
富俊さん―沖縄島北部
瑞慶山良光さん―大宜味村
公営監置所
台湾では…
西アフリカでは…
著者等紹介
原義和[ハラヨシカズ]
フリーTVディレクター。1969年愛知県名古屋市で生まれる。2005年から沖縄を生活拠点にする。ドキュメンタリー番組の企画、撮影、演出を手がける。主な作品に「戦場のうた~元“慰安婦”の胸痛む現実と歴史」(2013年琉球放送・2014年日本民間放送連盟賞テレビ報道番組最優秀賞)「インドネシアの戦時性暴力」(2015年7月TBS報道特集・第53回ギャラクシー賞奨励賞)「Born Again~画家正子・R・サマーズの人生」(2016年琉球放送・第54回ギャラクシー賞優秀賞)「消された精神障害者」(2018年NHKハートネットTV・貧困ジャーナリズム賞2018)など
高橋年男[タカハシトシオ]
公益社団法人沖縄県精神保健福祉会連合会・事務局長(会長・山田圭吾)。沖縄県精神保健福祉会連合会は、1988年に沖縄県精神障害者家族会連合会として発足。公益的活動を幅広く行うため1994年に社団法人、2013年からは公益社団法人となり現在に至る。沖縄県内の15地域家族会で構成され、全国精神保健福祉会連合会に参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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