目次
第1部 テロリズムと家族のゆくえ(本心と不和―『閃光のハサウェイ』『CANAAN』『BLACK LAGOON』;パフォーマンスとしての誘惑/血統―『伯爵と妖精』;家族愛とテロリズムの美的イデオロギー―『輪るピングドラム』)
第2部 現れるメロドラマ(恋愛機械―『雲のむこう、約束の場所』;残存するオイコノミア―『狼と香辛料』;メタドラマの言及構造―『花咲くいろは』)
第3部 コンストラクションと融合(亡霊の政治とコミュニケーション―劇場版『機動戦士Zガンダム』;認知環境とアフォーダンス―『MACROSS ZERO』;融合する翻案―『絶園のテンペスト』 ほか)
著者等紹介
西田谷洋[ニシタヤヒロシ]
1966年金沢生まれ。金沢大学大学院社会環境科学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。石川県立金沢泉丘高等学校教諭、金沢大学非常勤講師等を経て、2004年愛知教育大学教育学部助教授、2012年より同教授。専門は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおかみ
0
元のアニメを知らないと楽しみづらいかも。すごく好きな作品をもっと好きになるのはいい。2016/02/11
みのむし
0
理論的で難解な論が多い印象でした。ピングドラム論は読んでおくべきかなと。2014/12/27
Was
0
新海誠だけちゃんと観てる&読み返したのでそこだけ/ドゥルーズ理論で読むとあるが、やってることは極めて弁証法的であり、心理主義的であり、映像の物語論モデルへの還元であり、モダンへの素朴な回帰である。少なくともドゥルーズの名を出す必然性は皆無/節操のない現代思想のパッチワークからは権威主義すら感じる/コミュニケーションがどうとか論じてるが書き手の極めて読みにくい文章からはコミュニケーションへの志向は残念ながら見いだせない2014/10/05
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- 和書
- 新釈尊伝 ちくま学芸文庫