目次
総説編―指さしの研究(相互行為における指さし―ジェスチャー研究、会話分析研究による成果;子どもの発達研究における指さし)
分析編第1部 日常会話の中の指さし(受け手に「直接経験」として聞くことを要請すること―過去の出来事を受け手に「帰属」させる指さし;記憶探索活動中に参与者に向けられた指さしの非指示的性質;笑いの対象に向けられる指さし―からかいにおける志向の分散と参加フレームの組織化)
分析編第2部 環境の中の指さし(家庭内の共同活動における子どもの指さしと養育者の反応;発散型ワークショップでの発言に伴う指さし―多重の行為から見た活動への志向;巨大展示物を相互行為に引き込む科学コミュニケーターの指し示し)
著者等紹介
高梨克也[タカナシカツヤ]
京都大学大学院人間・環境学博士課程研究指導認定退学。博士(情報学)。京都大学大学院情報学研究科研究員・一般社団法人社会対話技術研究所理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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