世界の民族衣装文化図鑑〈1〉中東・ヨーロッパ・アジア編

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  • サイズ A4判/ページ数 319p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784903530499
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0639

内容説明

古代エジプトの亜麻布のシフトドレスやローマ時代のトーガ、精緻な刺繍が施されたヨーロッパのダーンドル、インドのサリー、「織物の地」とよばれる東南アジアの島々の卓越した織り布の数々…民族の知恵と技術を網羅した、装いの世界探訪。

目次

1 中東
2 ヨーロッパ
3 中央アジア
4 東アジア
5 南アジア
6 東南アジア

著者等紹介

アナワルト,パトリシア・リーフ[アナワルト,パトリシアリーフ][Anawalt,Patricia Rieff]
カリフォルニア州立カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)付設フォーラー文化史博物館地域衣装研究所所長。ジョン・シモン・グッゲンハイム記念財団およびロンドン古代協会特別研究員

蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年栃木県今市市(現日光市)生まれ。パリ高等社会科学研究院博士課程修了。早稲田大学人間科学学術院教授。文化人類学・歴史人類学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

294
第1巻は「中東・ヨーロッパ・アジア」篇。著者はUCLAの人類学者。最初に各地域ごとの歴史を語り、それから現代に伝わる民族衣装を紹介するという構成。写真も色鮮やかでインパクトが強い。歴史篇ではツタンカーメンの王墓で見つかったというサンダルに目を見張る。最もエキゾティシズムを感じるのは、私たちの風土や文化伝統からは遠い砂漠の中東地域と草原の中央アジアだろうか。モンゴルの貴族が来たという祭り用の衣装の非日常感たるや凄いものである。どこの地域のものもそうだが、なんと手が込んでいることか。手の技、ここの極まれり。2023/07/04

びっぐすとん

10
図書館本。写真も豊富で各地域の衣装の紹介の前に歴史や背景の解説もあり、分かりやすい。こういう本に珍しくスピンも付いてる。『乙嫁語り』の舞台、中央アジアの衣装も。小袋も帽子も刺繍がスゴい!こんなに手が込んでるのに外出の時はターバンで隠すなんて勿体無い。イスラム教徒でも遊牧民は民族衣装だったんだ。こんな刺繍で嫁入り道具を大量に揃えなきゃいけないなんて、パリヤさんじゃなくても嫁に行ける気がしない。清朝の衣装も見えないところに九匹目の龍を刺繍する拘りで流石王族。フェルトの作り方を初めて知った。衣服の歴史は奥深い。2018/06/14

秋良

3
フルカラー、写真の数も多く、章の始めに簡単な歴史の紹介もあって分かりやすい。アラビアの服が好き。2016/02/28

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