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La science sauvage de poche
ゲームする人類―新しいゲーム学の射程

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906811250
  • NDC分類 798
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本ゲームの本質、歴史、どんな語られ方をされ、どんな才能が集まり、どんな作品が生み出されたかなど日本ゲームの可能性を語りつくす一冊。

内容説明

文明の始まりにゲームがあった?日本のゲームと世界のゲームはどう違う?『アースダイバー』と『ポケモンGO』の共通点は?人類史をみすえる思想家、天才ゲームクリエイター、気鋭のゲーム史家が、ゲームデザインのもつ可能性と日本ゲームの独自性について語りつくす!

目次

序章 ゲーム学の始まりに向けて(ゲームのポイエーシス;ノンヒューマンとのインタラクション ほか)
第1章 日本ゲームはいかに語られてきたか―ゲームの批評/研究がめざすもの(なぜゲームでは「ふつう」の批評が成立しないのか?;ゲーム批評史“1980年代前半”「ゼビウス」がゲームの批評意識を目覚めさせた ほか)
第2章 日本ゲームは何を表現してきたか―ゲームデザインと文化の変遷をめぐって(『ゼビウス』の革新性と歴史的影響;MMOとしての『ドラクエ』日本と海外におけるゲーム観の相違 ほか)
第3章 日本ゲームのオリジナリティ(大大学でゲームを教えるということ;日本ゲームは海外からどう見られているか ほか)
第4章 ゲームの起源、ゲームの未来(歴史のバイロジック;戦争と遊び ほか)

著者等紹介

中沢新一[ナカザワシンイチ]
明治大学研究・知材戦略機構特任教授。1950年、山梨県生まれ。宗教から哲学まで、芸術から科学まであらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家・人類学者

遠藤雅伸[エンドウマサノブ]
1959年東京都生まれ。ゲームクリエイター、東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授。株式会社ゲームスタジオ創業者・相談役、日本デジタルゲーム学会副会長。千葉大学工学部画像工学科卒業。1983年に「ゼビウス」で大ブームを巻き起こし、ゲームデザインの最先端を走り続ける

中川大地[ナカガワダイチ]
1974年東京都生まれ。文筆家、編集者。『PLANETS』副編集長。明治大学野生の科学研究所所員。アニメ・ゲーム関連のコンセプチュアルムックの制作を中心に、各種評論・ルポ・雑誌記事等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいそ

4
2018年。ゲーム全体というより日本ゲームの特徴について。「ナラティブ」「メルセデスメソッド」「MOBA」「(VRの)プレゼンス(日本と海外の違い)」「エモーショナル・ボンド」「ノンヒューマン」について知ることができた。「フィクションが現実をのみこむ揺り戻しのターン」「誰でも知っている暗黙知を明晰知にしないことで世界から遅れているといわれていた」「ゲームに取り組む姿勢、求道と勝利」「スプラトゥーンとFPS」などおもしろかった。「すべての発想の根源は、人間的なものである限り、新しいものなど一つもない。」2018/06/10

niz001

3
デジタルゲームにおける表現とその批評、それによるゲームの発展。社会学的側面からデジタルゲームの構造と未来。ってとこかな。中沢新一の「電車の中で(パズドラを)やってるのは女の子ばっかり」というのは自分の実感とあわないけどどう?2018/04/08

Book Lover Mr.Garakuta

1
そんな考え方もあるんだ2018/08/11

バードさん

1
古いゲームが分からず知らない単語が多かったが、興味深くよめた。2018/04/12

peepee

0
ナラティブの話は共感できるところも多かったが、それ以外の話は、本当か?と感じることが多く、イマイチ納得感に欠ける。2018/12/28

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