世界史から取り残されていたケベック。それが、1960年代から近代化が急速に進み、モントリオール万博やオリンピックに見られるように、一挙に世界の舞台に躍り出る。独立問 ...

先住民の作家からマーガレット・アトウッドまで。英仏両語の作品を対象にした本格的カナダ文学史。文学、演劇はもちろんのこと、1960年代以降の動向にも注目し、「ネイチャ ...

... 文学研究は、戦後早い時期からカナダの文学作品を講義に取り入れ、カナダ文学に関する評論を行なってきた、日本におけるカナダ文学研究のパイオニアともいうべき平野敬一を先達として、とりわけ一九八〇年代に入ってから活発になった。作者・作品研究 ...

... カナダ文学研究という日本の外国文学研究界の孤児を、いろいろな形で成長させたいということで、悪戦苦闘をしており、その中でのこの企画という考え方 13 第一部文学と人間 は、一九六九年にリッチラーの 13 社会この時期に、カナダの日本文学研究者との ...

... カナダ側のアットウッドは違うわけです。富島そういう意味では,カナダの日系文学のように,まさにナショナリティーまで含んだ研究が今後の課題のひとつですね。鵜木カナダにも日系文学があるのですか。小林あります。太田先ほどの話に戻りますが,さっき ...

... (文学部)カナダ文学開眼-1 ~ 3- :英語青年 114 ( 11 ) [ ' 68.11 〕 p4 ~ 6,114 ( 12 ) [ '67 .12 〕 p8 ~ 10 , 115 ( 1 ) ( ' 69.1 ) p14-16 , 41 カナダの大学とカナダ文学のことなど:学苑 318 [ '66 .6 〕 p40 ~ 45 C. F. Klinck , ed .; Literary ...

... 研究』第 8 巻 56 合併号 1997 年、ほか山本岩夫(やまもといわお) 1963 年東京教育大学文学部英語英文学専攻卒業立命館大学教授研究分野日系アメリカ・カナダ文学著書・論文「日系アメリカ文学雑誌集成』(共編著)不二出版 1998 年、「ヨーロッパ現代文学 ...

... カナダ文学研究の便宜が面目を一新した。 60 年代のはじめにはカナダ文学の概括的な研究書と云えば Desmond Pacey の Creative Writing in Canada ( 1952 ; rev . & enlarged 1961 )の一冊しかなかった。 monograph の類はもちろん幾つかあったが、文学 ...

... 研究 二、六〇一七〇年代争が カナダの研究者が取り上げた日本の作家には、志賀直哉、川端康成、井上靖、谷崎潤一郎、三島由紀夫、富岡多恵子、夏目漱石などがあり、また短歌や俳句をカナダ詩と比較したものもあって、彼らの日本文学への関心がわかって ...