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歌風と歌体 from books.google.com
... 風が難波堀江を出でて西国へ行く出発の描写も見よ=「帆をかけてヒいフうミつの浦風に走りこぐらや足はやき舟 T27-353」。三津を掛けても、狂度が今一つだが、旅での涙もどこにもない天気の日も新奇かもしれない。狂歌の最初の大編集者の行風の歌体は渋く ...
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... 歌風とはいささ趣を異にする歌体を「咲ふ」(嘲弄する)目的で彼らに詠進させた」と、端的に述べている。藤平泉氏は、建永元年の歌壇について、七月二十八日の「和歌所当座歌合」を中心に詳しく論じているが、七月十二日の当該歌合には特に触れていない ...
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... 体を有心体に属させ、その内をさらに「げにさることと覚ゆるやうに心を深く詠み ... 歌をあげる。七『徒然草』百三十七段に、「花はさかりに、月はくまなきをのみ見る ... 風は「物によそへて思ひを述ぶる歌」、比は「物を二つ、いづれも同づべき事歟。じ様 ...
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... 歌人だけでなく、名もない官人や庶民まで、あらゆる階層の人々の歌が集められてい ... 風の歌)さきもり防人歌(大宰府で国防にあたる兵役の男子とその家族らの歌)〇歌の ... 体(五七五七七七)などがあります。本書について本文は小学館刊『新編日本古典文学 ...
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... 風藻』詩などにも受容されていたから、この一首も同様の価値基準のなかで評価したいのだが、各句頭のみならず一篇全体を同一語の反復で仕立てるというのはいかにも異例に過ぎる。しかも、本歌を「雅体」とする『歌式』は、その根拠を、あたかも「葉蝶〔葉 ...
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... うたきず名歌。批難すべきところある和歌。格建へるところある和歌。うたく自宇多久 ... 歌。和歌をよむことを好む。今和歌のよみかたは、一種のあること笛の孔のなじ。を ... 風。歌体。和歌を詠む巧みなること。うたたげに宴『うたうたげにうたきずうたく ...
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... 歌も収録されている。これは万七五七七)など、特徴ある形式五七がずっと続く)や旋頭歌(五七割を占めているが、長歌(五七、すると、短歌(五七五七七)が約 9 それらを歌体 ... 風で皇室明るいものが多い。第二期では宮な感情が力強く表現され、素朴で最も古い第一 ...
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成川武夫. いう歌体が考えられていた(中御門宗忠「作文大体』)ことからも知られるであろう。ことばけいき平安末期、藤原定家は『毎月抄』という歌論で十種の歌体(歌風の様式)をあげ、その一つを「幽玄体」とよんだ。鴨長明はその「無名抄』という歌論の ...