岩波講座日本の音楽・アジアの音楽 〈5〉 音楽の構造

岩波講座日本の音楽・アジアの音楽 〈5〉 音楽の構造

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000103657
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0373

出版社内容情報

洋の東西を問わず音楽を考究する際にまず参照すべき基本文献.ヒトの営みを考えるためにも多くの刺激を含み,文化人類学・日本文学・歴史学などの研究者にとっても必読の文献として高い評価を得た.強い要請に応える再刊!〈第2次刊行〉

内容説明

音楽文化の隆盛のなかで、日本の音楽をどう捉えるか。アジアの音楽の文脈の中に置き直してみて、どのような理解が可能か。アジア学の潮流の高まりの中で、東洋音楽研究50年の蓄積に、関連諸科学の協力を得て、本邦初の音楽研究を集大成し、岩波講座として刊行いたします。

目次

音楽の理論・楽器・身体
古代の楽器遺産
日本楽器の音響的特性
科学技術と楽器―中国を例として
「開聞・開眼」のこと―世阿弥における「音曲」について
中世声楽の音楽構造―語り物の曲節型と段
古典琉球芸能研究序説
日本舞踊の理論―舞踊の要素、構造、動作の分析
中国音楽劇の歴史と構造
朝鮮半島の楽器と楽曲―器楽の母胎としてのシナウィ
音楽と舞踊における様式的連関
舞踊における身体運動の構造化―バラタ・ナーティヤムを事例として
イラン古典音楽の理論と実践
近世楽器の合奏の様式―地歌・箏曲の合奏