岩波文庫<br> 新編みなかみ紀行

個数:
電子版価格
¥704
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

岩波文庫
新編みなかみ紀行

  • 若山牧水/池内紀
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 岩波書店(2002/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 14pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p
  • 商品コード 9784003105221
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

幾山河越えさり行かば-若山牧水といえば,旅と酒.旅先で歌を詠み,紀行文を書いて生活の資とした.彼は実によく歩き,人と会っては酒を酌み交す.仄かなユーモアが好ましい紀行文10篇と旅の詩2篇.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

62
ちょっと時間ができたら、ふらりと旅に出る。ちょっと金に余裕ができると、足がむずむずする。時間も金もなくても、その日の気分で、汽車に飛び乗ってしまう。牧水はそんな人だった。行き先が決まらぬままの旅も多かった。ふらりとその場の雰囲気で駅を降り、ただ当てもなく歩いた。行き先が決まっていても、日程が詰まっていても、景色に誘われて足を止めたり、寄り道したりした。とらわれないその行動は自由で、ただ自然と温泉と酒を愛した。放浪の歌人、若山牧水。誰にでもはこんな旅などできないからこそ、彼の紀行文は憧れとなり、夢となる。 2016/11/18

こばまり

60
こんな旅ができたならとうっとり読んでいたところ、驚きの記述を発見。旅人牧水、なんと我が伯母の婚家で一泊している。伯父は長男ではなかったので旅館は継がなかったが、長らく精進湖畔で接客業を営んでいた。親近感が湧き、ますます牧水先生のことが好きになった次第。2022/01/08

クラムボン

17
牧水の紀行文、だいたい大正期だと思います。交通手段は鉄道が第一、地方では軽便鉄道に乗合馬車があるが、残りはほぼ歩き。「吾妻の渓より六里が原へ」は11月下旬、元々が信州松本の歌会に合わせた旅。途中馬車で通った吾妻渓谷に心服してしまい予定を変えて徒歩で戻って見に行く。牧水さん感極まったのか夕暮れの吊り橋で持参の冷酒を煽る。そこで書き記した歌を唱って帰る。この予定外の行動が雪解けの泥田の山道を泣く思いで歩き、乗合馬車に乗れず、鉄道にも乗り遅れてしまう。どの短編も歌よりもむしろ紀行文が気に入りました。2021/04/03

にゃん吉

12
交通機関が未整備なので、ときに悪天候の中で険しい道を歩き続けたりと、道中は、寂しさや侘しさと共にあり。スマホなどないので、現地の友と会えるかも覚束なく、会えたときの喜びと、友と酒を酌み交わし、語らい、湯に浸かる楽しさは、ひとしおで、その分、別れ、旅立つときの寂しさは、また際立つ。まだ現代的な観光地化をしていないので、道中や訪れる名勝には、ありのままの自然があり。詠まれる歌には、そんな旅の空の風情や機微が込められている。現代では味わうことのできない、しみじみとした旅情を感じることができる一冊でした。   2021/05/08

hitsuji023

8
牧水はよく歩くという印象が第一。歩いて、酒飲んで、友人や生きあった人と食を囲んでまた一杯。歩いて、酒飲んで、短歌を詠む。決して派手な旅ではないけれど、自由に行き先を決めて、時おり面白い出来事なんかもあって良い紀行文だ。2019/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/41784
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。