出版社内容情報
多くの人が、病院の窓口で請求される金額について特に疑問も抱かずに支払っているのではないか。医療の値段はどのように決定されているのか。医師会をはじめ、各関連団体は、どのようにかかわっているのか。
歴史的な経緯をたどり、複雑な仕組みを解きほぐし、公正で誰もが納得できる有り様を考える、医療政策論の試み。
内容説明
多くの人が、病院の窓口で請求される金額について特に疑問も抱かずに支払っているのではないか。医療の値段はどのように決定されるのか。医師会をはじめ、各関連団体がどのようにかかわっているのか。歴史的な経緯をたどり、複雑な仕組みを解きほぐして、公正でかつ誰もが納得できるありようを考える、医療政策論の試み。
目次
序章 病気を治すのにいくらかかる
第1章 医療の値段の決められ方
第2章 利益団体と医療―医療費をめぐる政治史(1)
第3章 医師会と医療費―医療費をめぐる政治史(2)
第4章 かかりつけ医制度と医療費
第5章 「医療の値段」と政治―日歯連事件からの検証
終章 公正な医療の値段とは何か
著者等紹介
結城康博[ユウキヤスヒロ]
1969年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院修士課程修了(経済学修士)。法政大学大学院博士課程修了(政治学博士)。現在、高齢者現場で社会福祉士・ケアマネジャー・介護福祉士として勤務。研究領域は社会保障論、社会福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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