朝日選書<br> 空海

朝日選書
空海

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784022595614
  • NDC分類 188.52
  • Cコード C0321

内容説明

若いころ空海に救われたという著者の体験に基づく洞察力で、伝記研究最大の難問を鮮やかに解き、最澄との対比で彼の思想の核心を衝く。

目次

1 空海論の視点
2 空海伝の基本問題
3 空海と最澄
4 空海伝の基本資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハヤカワショボ夫

1
歴史を出来事の「叙述」として「史録」「意味」として「史実」に分類される。「史論」とはそれぞれの論評ですが、この本は宗門公認の空海伝『御遺告』の論評を宗門外の上山氏が書いたものです。著者は青年期の精神的危機を救ってもらったのを縁に関心を持ちます。空海伝を検証するため資料を信仰上の基準『御遺告』と学問的信頼ある『続日本後記』の「崩伝」を『三教指帰』等資料と比較し、矛盾点(生年、得度)を指摘し、論を展開します。「遺告は偽作で得度前に入唐した」「慇懃無礼な最澄に対する心情」は納得いく空海像でした。【図】★★★★☆2015/08/26

thuzsta

0
研究録というような構成だった。2010/12/04

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