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内容説明
地球のどこからでも瞬時の映像を届ける放送衛星は、数世代前の祖先にとっては、魔女の魔法の水晶球のように見えるだろう。過去・未来に通信を送るタキオン電話、物質を100パーセントすべてエネルギーに換える反物質燃料、恒性間旅行を可能にするレーザー帆船、ブラック・ホールから無限のエネルギーを取り出したり、タイム・マシンやスペース・ワープ機関として利用するブラック・ホール工学など、現在の私たちには魔法としか見えない未来の魔法の可能性と実現方法、SF作家でもある物理学者が詳細に検討する。
目次
未来の通信
魔法のエネルギー源
宇宙にかかるケーブルカー
魔法の恒星船
重力を消す魔法
ブラック・ホールを飼いならす
時を駆けるタイム・マシン
スペース・ワープの魔法
未来を考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プラス3
4
イーガンの『プランク・ダイブ』を読む前に、目を通しておくべきだった。たぶんフォワードの著書の中で一番ハード。『竜の卵』や『ロシュワールド』の異星人の描写が気に入らなかった人も、テクノロジーの物理学的考察に特化したこれなら満足できるのでは?。ナノテクや人工知能の話がなかったから、イーガンのような最近のハードSF読者にはやや物足りぬとこがあるかも。そういう人はミチオ・カクの著書がオススメ。2014/01/31
やまべ
1
『ロシュワールド』と同じ著者の本。確かに未来の「魔法」には夢はあるけど、いずれも巨大科学・巨大技術になってしまうのは確実。そこには人の「身体」が介在する余地がない。「そんなことやっている場合じゃないだろ」という気が強くするのだが。2010/12/02
欣喜雀躍ちゃん
0
ぶっ飛ばしてるなあ2010/12/24
和彦有住
0
電子化済み2020/06/06
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