目次
第1章 破綻状態の日本財政
第2章 行政改革と政府の役割
第3章 財政規模制御の方法
第4章 地方財政による財政規模のコントロール
第5章 特殊法人改革
第6章 規制緩和による経済活性化
第7章 行政改革における政治家の役割
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
108
もともと大蔵省のお役人だった方が書かれていて、かなり本音のことを述べられています。行革が21世紀最大の目標であるということがいわれています。小泉さんのときに少しそこらへんが期待できたのですが、安部内閣になってまったくすっ飛んでしまいました。またたて直してくれる人が出てくるのでしょうか?2016/06/20
Naota_t
1
本書を読めば「きせーかんわ」が「規制緩和」に矯められると思う。 一口に「規制」と言っても、実際はポジティブな事象を敢えて「規制」しており、それを大局的な誤謬を撤廃するために緩和することもある。 それを行うのが「行革」であるが、これも一朝一夕にはいかない。 当事者は常に2項対立のゼロサムゲームであって、政策は何やっても批判されるけれど、それをどうやってゼロをプラスに持っていくかが、政治の役割なんだと思う…超難しいけれど。アベノミクスに注目したい。 2013/01/31
-
- 和書
- 資本主義の未来