内容説明
机上でしか宇宙を知らなかった学生たちが突然、小さな人工衛星を作ることになった。資金はほとんどない。あるのは根気と体力と情熱、かき集めた皆の知恵だけ。失敗の連続、思わぬ助っ人の登場、不夜城と化した研究室。やがて、運命の打ち上げの日が来る…。熱い思いと、仲間がいれば、きっと上がる!日本初の超小型衛星プロジェクトに青春をかけた、工学部大学生たちの一年間の記録。
目次
第1章 ジュース缶の衛星
第2章 「月下美人」誕生
第3章 プロジェクト始動!
第4章 対決!東大VS東工大
第5章 砂漠のロケット
第6章 リフト・オフ!
著者等紹介
川島レイ[カワシマレイ]
北海道大学文学部中国文学科卒。Azusa Pacific University(米国)にてMA(Master of Arts)、国際宇宙大学(フランス)にて、MSS(Master of Space Studies)を取得。現在、NPO法人大学宇宙工学コンソーシアムの事務局長として、企画・運営に携わりながら、大学生の宇宙開発の生の姿を伝えるための執筆活動を進めている。宇宙作家クラブ会員
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