感想・レビュー
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MIRACLE
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東京大学が3･4年次向けに開講した一般教育総合科目の、1982年の統一テーマ「生と死」（前期分）の講義の書籍化。人文科学（思想史）、社会科学、自然科学、芸術･宗教の各分野における、生と死の問題について、死の観点から論じている。木村尚三郎「西洋の死生観」以外は、平凡な内容だった。根岸賢一郎「樹木の生と死」は、生と死の問題として扱うのは、無理がある。村上陽一郎「死を論じることの意味について」にいたっては、言葉遊びの域を出ておらず、噴飯物の内容だった。2015/02/21
