出版社内容情報
世に棲む日日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
17
萩に向かう途中に読みました。 伊藤博文の家めちゃくちゃ松下村塾から近いし。現地に行くことで分かることもたくさんあります。2015/08/04
湯一郎(ゆいちろ)
7
吉田松陰と高杉晋作の話。『花神』でも『龍馬伝』でも思ったけどやっぱ長州人はどっかおかしいな。「イデオロギーへの殉教性というべきもの」である「狂」を信奉するあたりそれが表れてる。まあ山県有朋とか名前が狂介だしね。狂介なんて名前は変態仮面でしか見たことなかったわ。しかし「英雄とはその個人的資質よりも、劇的状況下で劇的役割を演ずる者をいうのである」なんて話も含めて、晋作も松蔭もやはり英雄だったんだなーと思える。読んでよかった。2018/12/26
ケン
1
攘夷から開国へと180度異なる考え方、どう言った経緯で変わったのか。今更ではありますが納得です。天才高杉晋作ですね。2022/04/18
たつや
1
久しぶりの再読。やはり、司馬さんの本読むと姿勢が正される気がする。吉田松陰の生き様は自分の勝手に想像する侍そのものだなと思う。若くして死にさぞ、無念だったでしょう。ペリーに直談判する松陰は想像するだけで、ワクワクする。2022/02/28
aotake_1103
1
20年以上前の大学受験の日本史で幕末、特に高杉晋作に興味を持ち始め、今やっとそれらがどういうものだったか知ることができた。 28年弱の人生でこれほどの革命を成した高杉の人生に憧れる。 自分の人生が思うようにいかないことを他人や社会等のせいにするのではなく、自分自身で考え、自分の手で切り開いて行こう。高杉よりも一回り以上歳をとっているが、そう決意を新たにさせてくれた。2019/05/04