はじめて学ぶ金融論 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272111084
  • NDC分類 338.01
  • Cコード C0033

内容説明

現代金融の基礎理論と現代日本の金融問題を鋭く説明し、平易に解説する。金融システム改革の最新動向をフォローし、さらに充実させた全面改訂版。

目次

第1部 金融の基礎理論(金融論を学ぶ意義;金融論の入り口に立って;管理通貨制度下の貨幣供給の基本的メカニズム;銀行業務の基本的特質;物価の番人としての日本銀行)
第2部 現代日本の金融問題(カードはマネーか;苦戦する電子マネー;エコマネーは21世紀の貨幣たりうるか;デリバティブの登場と資本主義のカジノ化;金融ビッグバンの幻想と現実)

著者等紹介

建部正義[タテベマサヨシ]
1944年大阪府生まれ。1966年大阪市立大学経済学部卒業。1968年大阪市立大学大学院経済学研究科修士課程修了。中央大学商学部助手。中央大学商学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

29
どちらかというと純粋な金融理論の教科書ではなく、実務的な銀行論的な感じがします。日本の金融制度や業務内容についての記述が多くある程度理論などを終了された方が読むといいのではないかという気がします。2015/02/11

Kooya

1
金融論の教科書。経済学よりも銀行実務の要素が強い。本書の目玉は第3章の「管理通貨制度下の貨幣供給の基本的メカニズム」であろう。この章で筆者は内生的貨幣供給論を基に従来受容されていた信用創造の仕組み(=所謂「又貸し説」)を冷静に批判している。具体的には「又貸し説だと最初に個人が銀行に預けるお金が発生した場所を説明できない」と述べ、この批判から逆説的に「銀行の信用創造は貸出から始まる」と主張しており、同意できると感じた。また、個人的にはデリバティブ取引について平易に解説している点が非常にありがたかった。2022/10/24

TAKAJIN

1
金融論授業のテキスト。分かり易かった。俺でもAが取れたのはテストが易しかったのか、教科書が良かったのか。ただ入門なので理解を深めるには別途必要となる。

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