出版社内容情報
作曲家でTVタレントとしても活躍する池辺晋一郎がブラームスの音楽を語る。その音楽の構造と独創性を解明するが、語り口は洒脱で楽しい。
内容説明
ブラームスは最高の旋律作曲家。簡単そうなのに、優雅で印象的。現代の人気作曲家・池辺晋一郎が、その音楽の見事な構造と独創性をズバリ解明します。
目次
史上最高の旋律―ヴァイオリン・ソナタ第1番
形式の原理の具現―ヴァイオリン・ソナタ第3番
選択もセンスも作曲のうち―ハイドン・ヴァリエーション
雄渾と感傷の合体―弦楽六重奏曲第1番
壮麗さの中の―交響曲第3番
シンプルな歌ごころ―ヴァイオリンとチェロのための協奏曲
二つのラプソディ―はまる理由は?
旋律がないなんてウソ!―ヴァイオリン協奏曲
揺れ動くかたち―ホルン・トリオ
反動の反行?―交響曲第2番〔ほか〕
著者等紹介
池辺晋一郎[イケベシンイチロウ]
1943年水戸市生まれ。作曲を池内友次郎、島岡譲、矢代秋雄、三善晃の各氏に師事。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。在学中、安宅賞、66年日本音楽コンクール第1位、同年音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、67年中西音楽賞第3位、68年音楽之友社作曲賞などを受ける。以後、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞2度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞8度(うち2度最優秀賞)、放送文化賞、紫綬褒章などを受賞。主要作品:交響曲1~7、ピアノ協奏曲1~2、チェロ協奏曲、オペラ「死神」「じゅごんの子守歌」ほか管弦楽曲、バレエ、ミュージカル、室内楽曲、合唱曲、歌曲など多数。(社)日本作曲家協議会会長、東京音楽大学教授などを務める
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