内容説明
のど自慢、スター、米軍キャンプ、ジャズ、フォーク、レコード、歌謡曲、アイドル、追っかけ、ローラー族、ロック、ロック・フェス、CD、ヒップホップ、アーティスト、ネオアコ、ネット配信などの生産・消費を軸に、ポピュラー音楽という現代文化を読み解くヒントを満載した論考集。
目次
1 研究対象へのまなざし(ポピュラー音楽の複雑性)
2 ポピュラー音楽を売る(ポピュラー音楽と現代消費社会―音楽が消費される社会;メジャー・レーベルの統合が意味するもの―メディアの転換期に揺れるレコード産業 ほか)
3 ポピュラー音楽を読む(ポピュラー音楽研究と音楽学はどう関わるか―方法・対象・目的;ポピュラー音楽のリズムの研究―その方法論をめぐって ほか)
4 ポピュラー音楽を楽しむ(カルチュラル・スタディーズとポピュラー音楽のオーディエンス;ポピュラー・ミュージック・イン・スクール ほか)
著者等紹介
東谷護[トウヤマモル]
1965年、神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士。後期課程単位取得満期退学。現在、早稲田大学文学部、成城大学文芸学部講師
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