著者等紹介
堀直子[ホリナオコ]
長崎県在住。群馬県に生まれる。昭和女子大学卒業。「おれたちのはばたきを聞け」(童心社)で、日本児童文学者協会新人賞受賞。「つむじ風のマリア」(小学館)で産経児童出版文化賞受賞
神山ますみ[カミヤママスミ]
パリ在住。第10回玄光社イラストレーションザチョイス年度賞入賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつばちい
26
ようふくやさんにある日女の子がコートを作ってほしいと来ました。言われた通り型紙をおこすと、なんだか変な形。おまけに気づくと女の子は消えている。でもその通り作って、後日女の子は喜んで持ち帰った。お代をもらい損ねた店主さん、のちに来た親子連れの話で女の子が誰のためのコートを注文していたかがわかります。 ほっこり優しいお話し。二年生女子に薦めようと思ってます。2021/10/25
のり
10
カステラやさんの続きかと思ったら違うお話でしたが、こちらも可愛い物語。洋服屋さんに注文に来た女の子。不思議な注文だけど言われた通り作ったら…。女の子のコートも作ってあげたくなるね。2021/11/14
遠い日
6
公園通りの今では寂れかけた洋服屋さんに不思議な型紙のコートを注文しにきた女の子。すぐに姿を消してしまうし、お代も払わない。上等の生地で作ったコートなのに……。でも、そのコートを着た姿を見た方が、注文に来られてからは噂が噂をよび、洋服屋さんは大繁盛。洋服の生地も持ち込みが増えて、たいして儲からないのに、ちっとも欲張らない洋服屋さんがすてきです。最初にコートを注文した、その裏話が胸を打ちます。2023/07/24
ミロリ
5
コオさんのようふくやさん。初めは女性に見えて仕方がなかった男性のコオさん。ぶっ飛びすぎた話ではないのでカステラやさんシリーズより安心して読めた。『手袋を買いに』的な話。2014/10/25
つっちゃん
1
小2 面白かった