一般言語学入門 (第2版)

  • ポイントキャンペーン

一般言語学入門 (第2版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784384012705
  • NDC分類 801
  • Cコード C3080

内容説明

ロマンス言語学・一般言語学教授コセリウ博士の理論はその主著『共時態、通時態、歴史』(1958)において、言語は共時的に機能し、通時的に構成される、という共時・通時二律背反の克服においてあらわれ、またラングとパロールの間にノルマ(規範)の中間項を設定し、パロールの第一抽象化段階をノルマ、第二抽象化段階をラングとするなど、ソシュールの古典的構造言語学に修正を迫るものとして、ここ40年あまりの間に学界に衝撃を与えてきた。

目次

近代言語学への小史
言語学における実証主義思想
反実証主義
実証主義と反実証主義の間の言語学
現代言語学における統一性と多様性
構造主義
機能性の原理
対立、体系性、および中和
変形
言語における創造性と技術性。言語の三つのレベル
機能的言語
体系、規範および具体的な言

著者等紹介

コセリウ,エウジェニオ[コセリウ,エウジェニオ][Coseriu,Eugenio]
1921年ルーマニア生まれ。モンテビデオ大学教授を経て、1966年以降西ドイツ・チュービンゲン大学のロマンス言語学および一般言語学教授。スペイン科学アカデミーほか3つの科学アカデミー会員。2002年9月7日T¨ubingenで81歳で没

下宮忠雄[シモミヤタダオ]
1935年東京生。学習院大学教授、ゲルマン語学・比較言語学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。