内容説明
本書は、ドレとブランチャードによる原書から、イラスト合計一五九点を選び、ブランチャードによる文を引用しながら編者が解説を付けたものである。
目次
第1章 ロンドン橋
第2章 忙しいテムズ河畔
第3章 ドック地帯
第4章 ロンドン橋からウェストミンスターへ
第5章 ボートレースの日
第6章 レースだ!
第7章 ダービー競馬
第8章 ロンドンがエプソム・ダウンズに
第9章 ウェストエンド
第10章 シーズン〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blue_elephant
5
まさしく、ギュスターヴ・ドレが描くヴィクトリア朝時代のロンドンの名所案内本。紹介文はごく普通にどちらかといえば楽しい雰囲気で書かれていたりするが、なにせドレの絵だからして、なんか不穏な空気を漂わせています。まあ、ヴィクトリア朝時代だからね。ハイドパークで開催された世界初の万国博覧会(ハイドパークと聞いたら美味いウイスキーしか思い浮かばない。笑)未だ、人々を魅了する切り裂きジャック、いろいろな意味でイギリス絶頂期。の裏では市民たちが。ドレの絵でにこやかな人物が描かれていないからして。2020/10/30
家守
0
つい百年前の匂いが息遣いが感じられそうな 素晴らしい絵だった。2014/06/25
とうふ
0
★★★★★2013/10/09