内容説明
本書の第1部では原子や分子に関する基本概念を学ぶ。高校の教科書に出てくる原子模型は実際の原子とは大分かけ離れている。本書では正しい理解を促し、原子・分子のエネルギー状態や化学反応も数式的取り扱いで理解できることを学ぶ。第2部以降は有機化学である。生体中にある重要な化合物の特徴や性質を紹介し、引き続きできるだけ生体内の反応を例を引きながら、一通り化学反応について「何故そうなるのか」という観点から説明した。
目次
第1部 無機・物理化学編(原子の電子構造;化学結合;物質の構造と物性;化学反応と熱力学)
第2部 有機化学編(有機化学の基礎;生体物質の化学;有機反応編)
著者等紹介
大島泰郎[オオシマタイロウ]
東京薬科大学生命科学部教授
太田博道[オオタヒロミチ]
慶応義塾大学理工学部教授
岩村道子[イワムラミチコ]
東邦大学理学部教授
大場茂[オオバシゲル]
慶応義塾大学文学部化学教室教授
西山繁[ニシヤマシゲル]
慶応義塾大学理工学部教授
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