美術とジェンダー―非対称の視線 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434031281
  • NDC分類 702
  • Cコード C1071

内容説明

本書は、日本、中国、西洋の美術史を対象とする一〇編の論文と、現代日本の写真を扱った一編の論文から構成されている。各論文をつなぐ共通点は、それらがすべてジェンダー論の観点から発想されているということである。

目次

1 ジェンダーの視点から見る王朝物語絵
2 視線のポリティクス―平安時代女性の物語絵の読み方
3 天皇の母のための絵画―南禅寺大方丈の障壁画をめぐって
4 女性の消えた世界―中国山水画の内と外
5 イタリア・ルネサンス美術におけるジェンダーとセクシュアリティ
6 魔女イメージの変奏―北方の絵画と版画より
7 ダヴィッド―ジェンダーの記号としての絵画
8 ジェリコーと「男性性」
9 作られた「母性」―十九世紀末の母子画についての一考察
10 「女性の芸術」―一八九〇年代の二つの展覧会と装飾芸術振興運動
11 写真とジェンダー―石内都と神蔵美子の作品に触れて

著者等紹介

鈴木杜幾子[スズキトキコ]
明治学院大学教授。専攻は西洋近代美術史

千野香織[チノカオリ]
前学習院大学教授(2001年没)。専攻は日本美術史

馬渕明子[マブチアキコ]
日本女子大学教授。専攻は西洋近代美術史

天野知香[アマノチカ]
お茶の水女子大学助教授。専攻はフランス近代美術史

池田忍[イケダシノブ]
千葉大学助教授。専攻は日本美術史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん

0
まだ先駆けなのかなあという感じの論集。そういう視点が存在するということを知るためとしては面白い2016/01/04

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