内容説明
本書は、編者が主査を務めるサトルエネルギー学会・秘教科学分科会において、二〇〇四年秋に開催された「『神智学と教育』連続講座」の内容をもとに、各講座の担当者が原稿を書き下ろし、それに基づいて行った座談会をまとめ、編集したものです。
目次
第1章 ユネスコ・タゴール・モンテッソーリ―新教育運動を貫く糸としての神智学(新教育運動と神智学のかかわり;ユネスコの設立と新教育連盟および神智学 ほか)
第2章 シュタイナー教育とシュタイナーの思想(シュタイナーの生い立ちと教育;シュタイナー教育の特徴 ほか)
第3章 クリシュナムルティの思想と教育(クリシュナムルティの生涯;クリシュナムルティの思想の核心 ほか)
第4章 アリス・ベイリーの伝えた教えと教育(アリス・ベイリーとその情報のもつ意味;『新しい時代の教育』について ほか)
終章 座談会「神智学と教育」(人とのつながり・人生のつながり;裏のスピリチュアルな流れ ほか)
著者等紹介
神尾学[カミオマナブ]
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了。エネルギー医学~教育研究所・代表、サトルエネルギー学会・秘教科学分科会主査。各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わり、現在は唯物科学に替わる新たな知のスタンダードとして秘教を提唱、その普及に重点をおいて活動している
岩間浩[イワマヒロシ]
早稲田大学教育学部、同大学院(人文科学研究科教育学専攻)修士及び博士課程を経て、芝浦工業短期大学・芝浦工業大学助教授。1983年から1989年まで米国に滞在し、ペンシルバニア州立大学にて、異文化体験が日本人中学生に及ぼす文化意識の研究で博士号(P.h.D.)を取得。1990年から国士舘大学文学部教授として、教育学及び教育心理学関連科目を担当。世界新教育学会常任理事・事務局長
今井重孝[イマイシゲタカ]
東京大学教育学部、同大学院修士及び博士課程、ドイツ政府留学生としてボン大学留学を経て、東京工芸大学講師、助教授、教授。広島大学教育研究センター教授、2000年より青山学院大学文学部教育学科教授。1990年に東京大学より教育学博士を取得。日本比較教育学会理事、教育思想史学会理事、日本教育社会学会編集委員。最近では公的研究費補助を受け、ベルリンのシュタイナー学校の調査を行う
金田卓也[カネダタクヤ]
東京芸術大学美術学部、同大学院修士及び博士課程修了。専攻は芸術教育学。ネパールの芸術教育に関する論文で学術博士号取得。オレゴン大学客員助教授を経て、大妻女子大学助教授。1999年秋~2000年春インドにあるクリシュナムルティの創設したリシヴァリー・スクールでも教える。2004年東京大学教育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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