星の王子の影とかたちと

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480818263
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

『星の王子さま』の名訳で知られる仏文学者・内藤濯の生涯の記録を、長男が渾身の力で描ききる力作ノンフィクション。美しい日本語を探究し続けた、純粋でまっすぐな九十四年の生涯が浮かび上がり、内藤濯その人がまさに「星の王子さま」のような存在だったことが素直に伝わってくる。

目次

ロングセラー
生い立ち
美文と和歌
第一高等学校
東京帝国大学
陸軍中央幼年学校
牧師の娘
相聞
パリ留学
遊歴
望郷
東京商科大学
詩の朗読
日中戦争
大政翼賛会
太平洋戦争
『ル・プチ・フランス』との出会い
鼎談「内藤濯の翻訳作法」
星の王子さまの会
絶息

著者等紹介

内藤初穂[ナイトウハツホ]
1921年(大正10年)東京生まれ。1942年、東京帝国大学工学部船舶工学科卒、海軍技術科士官として海軍航空技術廠科学部勤務。敗戦時、海軍技術大尉。戦後、岩波書店編集部、PR会社自営を経て、1975年より著述業。2005年、「優れたノンフィクション作品を通じ、海や船についての歴史的史実を一般国民に知らしめた功績」により第九回海洋文学大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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