出版社内容情報
「性と身体」「自己と分身」「物質と時間」「死と陶酔」の四章にわけて、現代の前衛芸術家十六人を紹介している。その中で一般に知られている名前といったら、ウォーホルと、メイプルソープぐらいのものだろう。写真が沢山入っているから、とりあえずは書店でめくって見るとよい。写真をみて、解説を拾い読みするだけで、前衛芸術はここまできたかとショックを受けるだろう.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』88頁、より)
内容説明
合理性と機能性をめざし続けたモダニズムは、それとは逆に不穏なゆがみを孕むことになった。20世紀末のアーチストたちの創造の現場に降り立ち、傷つき逸脱していく感受性をたどる異色の芸術論。
目次
第1章 性と身体
第2章 自己と分身
第3章 物質と時間
第4章 死と陶酔