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内容説明
紛争の現況、原因、背景、展望を分かりやすく伝える一冊。
目次
第1章 ヨーロッパ・東欧・旧ソ連
第2章 中東・北アフリカ
第3章 アフリカ
第4章 アジア
第5章 南北アメリカ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
35
内容が少し古いのですが、章毎についている図解はかなりわかりやすいです。端的に言って、ほとんどの紛争・内戦は冷戦崩壊後に米ソの後ろ盾を失った国が、自国で『治安維持』がおこなえず、民族単位で独立をしはじめて紛争になるという構図がほとんど。敵の敵は味方という感じで勝ったとたんに内部でさらに細かく内紛がはじまってしまう。何をもって平和というのか。強国が支配していた時代と独立のために戦争がはじまる時代、お互いが認め合って妥協する共存の時代に移行できればいいのになあ。それまでどれほどのものを失うのだろう((+_+))2018/05/12