目次
第1章 古代の哲学者が考えていた時間
第2章 科学としての時間のはじまり
第3章 光とは何か
第4章 特殊相対性理論
第5章 一般相対性理論
第6章 ブラックホール
著者等紹介
加納誠[カノウマコト]
1969年東京理科大学理学部物理学科卒業。東京理科大学理学研究科理数教育専攻助教授。理学博士。日本物理学会領域13(物理教育・物理学士・環境物理)副代表。日本金属学会関東支部理事・評議員他
田井正博[タイマサヒロ]
1974年東京理科大学理学部物理学科卒業。同年、日ソ学院(現東京ロシア語学院)ロシア語本科卒業。科学啓蒙作家・ロシア語翻訳家(翻訳テーマ「人と科学」)。日本原子力学会会員(核融合炉・海外情報)。日本科学者会議会員(認識論)
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感想・レビュー
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owatarium
1
時間というものについて物理学が明かしてきたことが簡潔にまとめられている.予備知識を必要とせず,すらすら先に進むことができて,なかなか読みやすかった.最後の量子化された時間という概念はちょっとわからなかったが,その他の部分ではほとんどつまずくところはなかった.ページ数が多くなくて,難解な言葉が使われていないから,一般の人でも気軽に読める良い本だと思う.2013/05/02
やすお
0
「時間」とは何だろうか。常にその存在を認識しているものの、捉えどころがないこの時間について、その正体は簡単には見つからない。本書は、古代の人が持っていた時間という概念からアインシュタインの相対性理論発表後の時間の概念まで説明している。適切なところに図を入れているので理解しやすい。「時間」というものを正確に知ろうとすると大変だが、本書はそれを分かりやすく紹介している。2015/09/07
sweet garlic
0
相対性理論とか難しい理屈も噛み砕いてくれていて、読みやすい文章なので、あっという間に読んでしまった。2014/06/29