出版社内容情報
北方ユーラシアにおいてロシア帝国はいかに興隆し、滅亡したのか。大英帝国、オスマン帝国、ハプスブルク帝国の崩壊との比較をまじえて帝政ロシア、ソビエト帝国の興亡を描き、21世紀におけるロシアを展望する。
内容説明
ロシア帝国は、ライバルの帝国と何が違っていたのか。ソ連は、帝国として、どのような特質を持っていたのか。ハプスブルク帝国、オスマン帝国、大英帝国、ソビエト帝国の衰亡には、どのような共通性と違いがあったのか。帝国の崩壊から、現代国際社会の「深層」が見えてくる。
目次
第3部 ロシア(ロシア帝国―宗教、民族、地政学;帝政ロシアとロシア人;ツァーリ帝国―パワー、戦略、没落;ソビエト連邦)
第4部 帝国以後(帝国以後)
著者等紹介
リーベン,ドミニク[リーベン,ドミニク][Lieven,Dominic]
英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授。現在、政治学部長を務める。ブリティッシュ・アカデミー・フェロー。近現代ロシア史の気鋭の研究者として世界的に知られる。1952年シンガポール生まれ。1973年英ケンブリッジ大学史学科を首席で卒業。米ハーバード大学ケネディ・スクール・スカラー、LSE政治学部講師をへて現職。東京大学、ハーバード大学客員教授、独フンボルト・フェローを歴任
袴田茂樹[ハカマダシゲキ]
青山学院大学国際政治経済学部教授。現在、国際政治経済学部長を務める。1944年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。モスクワ大学大学院修了。東京大学大学院国際関係論博士課程単位取得退学。プリンストン大学客員研究員、モスクワ大学客員教授、東京大学大学院客員教授を歴任。専攻は現代ロシア論、ロシア社会論
松井秀和[マツイヒデカズ]
1968年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。同大学院国際政治経済学研究科(国際政治学専攻)修士号取得。現在、通信社勤務
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感想・レビュー
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KAZOO
Shinya Naito
Studies
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- 和書
- 憲法学の現代的論点